わたしの母もひょっとしてをADHD?

小さい時から母のことを、ちょっと変わってる人だと思っていまし
た。

日曜夜の大河ドラマを家族で観ていた時のこと。

取り立てて込み入った話ではなく、登場人物もシンプルだったのに、
ことあるごとに内容の確認を父にしていました。

大河ドラマのような史実に基づいた話の把握は、母にとって少しば
かり困難なことなのかもしれません。

まわりの状況を的確に読み取ることも苦手だと思います。

いわゆる空気の読めない人なのではないかと。

そのため人間関係では少し浮いているようなところがありました。

片づけも苦手なことの1つです。

出した食器は、元の位置に戻せません。

お皿もお茶碗もコップも、食器棚のいろんな場所にゴチャゴチャに
収納していました。

思い立ったらすぐ始めるクセがあるので、母の周りにはやりかけの
モノであふれていました。

思考はONかOFFかのどちらかに偏り、中庸、ほどほどで折り合いをつ
けることも下手でした。

そんな母でも数字は大好きで、家計簿はかっちりつけていました。

株を購入し、ラジオの株式市場の放送を必ず聞いて、株価の変動に
一喜一憂していました。

車に乗ると、たとえスーパーでも日帰り旅行でも走ったメーターを
確認していました。

数字に対する執着は驚くばかりです。

高校で簿記を習い、結婚するまで経理の仕事に就いたのは、賢明な
選択だったと思います。

大人になったわたしは、母に感じていた違和感の正体を探りました。

本などの情報から注意欠陥・多動性障害ではないだろうか、とみて
います。

今さら、確定診断のための受診をすすめることはしません。

このまま穏やかに暮らしてくれたらいいと思っています。

1 2 3 5