わたしのまわりの学習障害で苦労してる人たち

程度の差こそあれ、学習障害という困難をかかえている人が、私の
周りにはいるのです。

ケース1「Y本さんの娘さん」

知人Y本さんの娘さんは、注意力が散漫になりやすく、忘れ物が多
いということで、中学時代は勉強面で苦労したそうです。

高校は美術系に重きを置く学校に入学しました。

まわりの友だちも中学でなじめなかったお子さんが結構いたそうで
す。

似たような境遇の仲間がいたことで、高校生活は楽しく過ごせたと
いうことです。

パソコンに精通している彼女はそれをかわれて就職しました。

職場では重宝がられて、大事にされています。

でも苦労もあるようです。

横から急に違う用事を頼まれたりすると、軽くパニックになってし
まうんだそうです。

小さな事務所なので、職場の人達には事情を説明して、口頭ではな
く、メモ書きでの依頼をお願いして対処してもらっているそうです。

結婚して子どもを持ちたいと望む彼女は、結婚相談所に入会して婚
活に取り組みました。

このほど結婚が決まり、幸せオーラ満開です。

ケース2「T中さんの17歳のお嬢さん」

知人T中さんの17歳のお嬢さんは、中学2年生で不登校になり、専門
の先生を受診して、注意欠陥による学習障害だと診断されました。

診断以降は、学校側の協力も得られ、短時間の保健室登校という形
で、不登校から脱却しました。

高校は、自宅学習と週1~2日の学校への登校で、単位の取得が可
能な特殊な高校に入学しました。

時間が十分にあることから、家の近くの小さなスーパーでレジ打ち
のバイトを始めました。

お店の人にかわいがられて、楽しそうに働いています。

美容やファッションに興味があるので、将来はその方面の仕事に就
きたいという夢を持っています。

このように学校で苦労して大人になった学習障害の人は、まれな存
在ではありません。

周囲の人間は、学習障害というものの知識と対処の仕方を学ぶ必要
があると思います。

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