有痛性外脛骨症と扁平足

扁平足とは、土踏まずが少ないまたは無い状態を指しますが、起立状態でペン
1本分の隙間があれば正常といえます。
この土踏まずと地面の隙間を縦のアーチと言います。

土踏まずの上に位置する骨、骨格の名前で呼ぶと、舟状骨(しゅうじょうこつ)
という骨ですが、くるぶしの手前を手で触ると少しコロッとするので分かりま
す。

この舟状骨の外側に過剰な骨片が形成されている状態が外脛骨症です。
痛みを伴う症状が出ると有痛性外脛骨症といい、治療が必要になります。
有痛性外脛骨症は扁平足の人に発症しやすい傾向があります。
アーチが正常より少ない事により、スポーツなどで過度の負担がかかると、舟
状骨に付着している靭帯が伸ばされる事になり炎症・痛みを発生させてしまい
ます。

この場合、先程のアーチを下から持ち上げる作用のある、靴の中敷き(インソ
ール)を用います。足底板療法とも言います。
また、踵部分を少し高くすることで、アーチにかかる負担を軽減、痛みを緩和
する療法です。
この療法で痛みが治まらない場合、手術をするケースもあります。

扁平足と有痛性外脛骨症は密接に関連しており、同時に診断されること多くな
っています。
スポーツをする中高生によくみられる症状です。
骨格が形成される17~18歳頃までに治ることが多いようです。

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