もしかして不妊症かしらと思ったら

運命の彼と出会って、幸せな結婚、「そろそろ赤ちゃんがほしいわね」と
妊娠、出産。

こんな風になんの疑いもなく未来予想図を思い浮かべていたのに、まさか
赤ちゃんがなかなか授からない?なんてことになるなんて・・・。

あるデータによると、7組に1組があなたと同じ悩みをかかえているので
す。

望んでいるのに1年以上妊娠できないのであれば、暗闇の迷宮にとらわれ
る前に、まずは原因を探る検査を受けてみてください。

この検査は、不妊症治療を始める前の段階のものです。

あなたの体にあるいはパートナーの体に、妊娠しにくい何らかの原因が、
どのような状態にあるかを特定するものです。

原因が確定すればその改善に向けて対応することができます。

詰まっている箇所があれば詰りを取る、炎症している部位があれば炎症を
鎮める、感染しているのであれば除菌・殺菌する、ということです。

まず女性の検査を紹介しましょう。

卵巣から排卵された卵子が、精子と受精する場所である卵管。

この卵管が狭まっていたり詰まっていないかを調べます。(卵管通気・通
水検査)

卵管が詰まっていると痛みがあります。

この検査をすることによって、詰まりが解消することがあります。

次は、子宮や卵管に造影剤を入れてレントゲンで調べます。(子宮卵管造
影検査)

これは生理中の1週間内で2日かけて行います。

卵管が詰まっていると痛みがあります。

この検査でも卵管の詰まりが解消することがあります。

この2つの検査後に妊娠しやすくなる人もいます。

最後は、男性側の原因を探る検査です。

子宮への入口である子宮頸管の中での精子の運動能を調べます。(フー
ナーテスト)

性交後12時間以内に女性から頸管粘液を採取して、顕微鏡でみます。

精子の質や量、女性の頸管粘液の分泌成分や分泌量が適切であるか、など
がわかります。

この検査は特殊で、数回のうち1回でも結果が良好なら、妊娠の成功が見
込めるということで、治療の必要なしとなります。

あなたが検査を受けてみようと思ったその時から、基礎体温を測って体温
表をつけてくださいね。

「妊娠しにくい」ということが夫婦2人の問題であると、お互いに認識す
ることが大切です。

そのうえで、基礎体温表を持参し、必ずご夫婦でクリニックを受診してい
ただければと思います。